入院生活あれこれ

2月18日土曜日、熱も下がりもう治るかなっと思っていたが、今まで以上にリオはぐったり。かかりつけの病院へ連れて行くと、たまたましていた下痢便からロタウィルス検出。本来入院せずに自宅療養でも治る病気だが、ひどい下痢のため脱水症状を起こしているとの事で、急遽、日赤病院へ入院することに。
診察をうけ、点滴。リオは看護婦さん3人に押さえつけられながら、大絶叫で泣き続ける。なかなか血管が見つからず、針が刺さらず。針が刺さるまで20分以上かかる。針がとれないように腕に添え木をして粘着テープでぐるぐる巻きにされる。点滴は退院するまで続く。
その後お腹のレントゲンへ。
そして部屋へ案内される。子供の入院って一体どうなのかまったく見当もつかず、個室でゆったりと思いきや、甘かった。4人部屋。それも母子同じベッド。シングルより少し大きめのベッドで高い柵ができるようになっているが点滴のチューブも短く寝返りも打てず窮屈な状態。リオは構わず、動きたがるし、点滴の針が抜ければまた針を刺さなければいけないし寝ても覚めても点滴のことばかり気を使わなければならず、ベッドからママは離れられず。またママの食事はないので、誰かに持ってきてもらわなければいけないし、ママのトイレや洗面も誰かが来ているときにしかできないので、まったく不便な生活に。
リオの治療は特になくただお腹を休めるということだけで、絶食。ミルクも禁止。リオには一番つらい状態に。チョロっとしか出ないおっぱいをくわえ空腹を紛らわしてもらう。
この4人部屋はみんなロタウィルス感染者。よってこの部屋はロタ部屋というらしい。つまり下痢ピーの部屋。毎日一人ずつ退院していくが、また一人ずつやってくる。
リオは日に日に点滴のおかげで良くなり、病院食をモリモリ食べられるようになる。